今回インタビューを受けてくださった小松さん(40)は、現在本業はご自身でキッチンカーの運営をなさっており、副業で消防設備士をしています。小松さんは元々消防設備士として働いていましたが、転職してキッチンカーを始めました。
しかし、コロナウイルスの感染拡大により思ったようにキッチンカーの運営ができず、副業として再び消防設備士の仕事を始められました。現在も本業の合間に消防設備士として働いていらっしゃいます。
小松さんはなぜ一度辞めた消防設備士を再び副業として選んだのでしょうか。今回はそんな経歴を持つ小松さんに消防設備士の魅力や困難について伺いました。
一度は辞めた消防設備士、再び副業に選んだワケ
ー現在小松さんはキッチンカーの運営をする傍ら、消防設備士の副業をしているんですよね。そもそも消防設備士の副業をしようと思ったきっかけはなんですか?
コロナの影響でキッチンカーの出店が思うようにできなくなった時期があり、副業を考えて求人サイトを見ていました。職業を絞らずに見ていたんですが、いろいろある求人の中で「消防設備士」という言葉に惹かれて、すぐに応募していました。
ーなぜ一度は辞めた消防設備士を副業として選んだのでしょうか。
消防設備士を一度辞めてキッチンカーを始めた理由は、消防設備士が嫌になったわけではないんです。もともと飲食の仕事に興味があったのと、なにか一人で事業をやってみたいという気持ちがあってキッチンカーの運営を始めました。
副業を探すとき、消防設備士の仕事に的を絞っていたわけではありませんが、せっかくなら自分の経験を活かせる職業を、と思って消防設備士の仕事を選んだんです。消防設備士の資格はいくつか持っていたので、消防設備士の副業なら自分でも稼げるのでは、と思いました。
ー以前消防設備士として働いていた時期とは少し間が空いていたと思うんですが、ブランクがある中で再び消防設備士として働くにあたって不安はありませんでしたか?
消防設備は年々新しいものが出ているので、そういう機器の操作は不安でした。けれど周りのみなさんがやさしく教えてくださったので、不安はすぐ解消されました。消防設備士の現場では情報交換がさかんなので、わからないことや新しいことは常に現場で人に聞いていました。
ブランクがあっても肉体的なつらさはそこまで感じませんでした、むしろ運動不足解消になりますよ。
ー消防設備士の副業はどのように探しているんですか?
ビルメという副業支援サービス(※)を利用して消防設備士の現場に参加しています。本業のキッチンカーはもともと不定期でしたが、コロナの影響で出店予定がなくなることもあり、さらに不定期になっていました。なので、そんな空き日程にビルメを利用して参加できる現場がないか探しています。
副業を通してはじめて実感した 消防設備士の『安定性』
ー副業としての消防設備士の魅力ってどういうところにありますか?
おもに収入面ではとても助けられています。ビルメは週払いなので、働いた分がすぐに収入に反映するのはとても心強いです。
消防設備士の仕事はなくなる心配がないのも魅力です。こういうコロナの時期でも安定して仕事はあるので、急遽キッチンカーの出店がなくなったときにも安定して仕事が見つかるっていうのが副業としてとてもいいですね。消防設備士の仕事を再開して、副業としての消防設備士の魅力を実感しています。
ー小松さんは資格をいくつか所有していらっしゃいますが、資格は消防設備士の副業をするうえでどのように役立ちますか?
そうですね、現在消防設備士甲種1類と乙種6類、そして消防設備点検資格者2種を持っていますが、持っててよかったと思います。資格を持っていると現場で携われる作業が増えますし、専門的な知識があるのとないのとでは、機器に関する理解度が全然違います。
ビルメでは資格やスキルごとにワーカーの収入や参加できる仕事が変わってきます。もちろん未経験者やまだスキルがあまりない人のための求人もありますが、資格を持っていればできる仕事の幅は格段に広がります。報酬が高い仕事にも参加できる機会もあり、資格はあってよかったと思いますね。
ービルメのサービスを使ってみて、よかった点はどこですか?
ビルメでは、最初の現場はビルメを運営している株式会社WAVE1さんの現場に参加するんです。そのWAVE1の社員の方たちは若いのに知識がちゃんとあり、とても丁寧なので働きやすかったです。ブランクがある僕でも、周りの方がしっかり教えてくれたので、安心して働くことができました。
僕は月2,3回と参加頻度は高くないんですが、そんな僕でも働きたいときにお仕事にマッチングできるので、働きたいときに働けています。
ービルメのサービスに満足していただいているようで、こちらもとても嬉しいです。ビルメはどんな方におすすめできますか?
わたしのように本業が不定期で、安定した副業を探している人におすすめしたいですね。
副業として消防設備士はとてもおすすめできます。不景気でも職業自体がなくなることはないですし、私のように不定期な本業をしている方にはぴったりだと思います。
特にビルメは週払いで即収入になりますし、資格を持っていたり経験がある人は即戦力としてどんどん活躍できます。社員の方による研修のサポートもしっかりしているので、私のようにブランクがある方も安心して働けると思いますよ。
「これ以上ない副業」 消防設備士を続けていきたいと思える理由
ー小松さんは今後も消防設備士の副業は続けていく予定ですか?
副業として消防設備士以上に魅力のある職業はないと思うので、これからも参加していきたいですね。消防設備士として現場に出る楽しさも感じているので、キッチンカーが軌道に乗るまでは続けていきたいと思っています。消防設備士の現場に出て若い方が活躍しているのを見ると、自分も頑張ろうと励まされます。
ーそうなんですね、小松さんのこれからのご活躍を応援しております。
最後に、これから消防設備士の副業を考えている方にメッセージをお願いします。
消防設備士は安定性があり、副業としてぴったりの職業だと思います。ビルメでは丁寧親切に教えてくれる方が多く、比較的年齢が若いので接しやすくておすすめです。消防設備士はまだまだ認知度が低い職業ですが、これから消防設備点検業界がいい方向に広まってほしいですね。
ーありがとうございました。小松さんのこれからのご活躍を応援しています!